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変形性膝関節症

諦めていませんか?



変形性膝関節症は加齢・動きすぎ・体重増加などによって膝に炎症や変形が起きるものとされています。当院にも他の医療機関で『変形性膝関節症』と言われた方が多く来院しています。しかし治療していくと、なかば諦めぎみだった膝の痛みが軽減して皆さん驚かれます。軽減の度合いはその方によってマチマチで、完全に痛みが消失する方もいれば、多少残ってしまう方もいます。この差は進行状況によるもので、痛みが出て早く対処できればそれだけ軽減するのも早いし、完全に近い形でよくなります。

なぜ軽減するのでしょう?膝が変形するのにも原因があり、その原因に対処しないで膝の変形ばかり診ているから痛みが取れないどころか悪化してしまうのです。その原因とはズバリ腰の状態です。基本的に変形性膝関節症はO脚と同じメカニズムで進行します。腰が前かがみ(猫背)になってくると、重心が前方へ行きます。すると、倒れまいとバランスをとる為に脚の外側で支えようとするのです。この脚の外側の緊張が長年続くと少しずつ膝が外へ引っ張られ、痛みをともないながら変形にまで至るのです(図参照)。

ですから、腰を治療する事で重心の位置が矯正されれば脚の外側の緊張が緩み、膝の痛みの軽減につながるのです。そして変形してしまっている方は今以上変形を進めないためにも、治療が必要なのです。

『年だから仕方ない』と諦める前に是非ご相談下さい。