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O脚Ⅱ

O脚と足のトラブル



O脚については以前も触れましたが、簡潔に言うとO脚というのは脚の内側より外側の筋力が強いために外方向に引っ張られて起こります。そして、O脚になると歩き方までおかしくなってしまいます。その結果足の裏の使い方も悪くなり外反母趾や偏平足、魚の目、タコ、巻き爪などの原因ともなってしまうのです。では次にそのメカニズムを具体的に見ていきましょう。

正常な歩行では重心がカカトから入り外側(小指側)を通って、親指で蹴り出します。しかしO脚の方の場合、脚の外側の筋力が強いため足の裏も外側に負荷がかかります。そのため重心はカカトから入って外側を通り、そのまま小指から抜ける形になってしまいます。この様な歩行が長期に及ぶと、足への負担が正常に分散されないため、様々なトラブルを引き起こしてしまうのです。

そしてこのようにO脚や足のトラブルがあると正しい歩行ができず、腰に負担がかかります。その結果、腰の悪さから脚の使い方が悪くなってしまい、O脚や足のトラブルを引き起こすという悪循環を生んでしまうのです。ですから腰も並行して治療することが必要となります。

皆さんも身体のバランスを整えて素敵な足と歩き方を手に入れて、春風薫る町を颯爽と歩いてみませんか。